1月に引越しを考えていると、「そもそも1月は引越しが多い時期なの?」「3月や4月より料金は安い?」「正月休み中でも引越しできる?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
1月は、進学・就職などで引越しが増える春の繁忙期と比べて、比較的依頼が落ち着いている時期です。そのため費用を抑えられる場合がありますが、年始の休暇や希望日によって料金・対応状況は変わります。
この記事では、引越しが多い月と1月の特徴を説明したうえで、当センターの料金目安、上旬・中旬・下旬の選び方、3〜4月との料金比較を紹介します。新居に早めに入れる方や、春の引越しまで一時的な住まいを検討している方も、費用を判断する参考にしてください。
1月は引越しが多い時期?費用は安い?
1月は、1年の中でも引越しの依頼が比較的落ち着いている時期です。一般的に引越しが集中するのは、進学・就職・転勤などで新生活が始まる3〜4月。国土交通省も、3月の引越し件数は通常月の約2倍になると案内しています。
つまり、1月は春の繁忙期を避けたい方にとって、日程や条件によっては引越し費用を抑えやすい時期といえます。ただし、年間で最も安い月という意味ではありません。正月休みを利用したい方や、月末までに退去する必要がある方など、希望日が重なる場合もあります。
「引越す人が比較的少ない時期だから、いつでも安く予約できる」と考えず、希望日の作業対応・空き状況を確認しましょう。料金は日程に加えて、移動距離、荷物量、階数やエレベーターの有無、依頼する作業によっても変わります。
参考:国土交通省「引越時期の分散に御協力をお願いします!」(2025年2月12日公表)。全国の引越し需要の傾向であり、当センターの1月の予約件数・料金を示すデータではありません。
単身・2人・家族の引越し料金の目安
まずは、荷物量と移動距離ごとの料金例を確認しましょう。当センターの参考料金は以下のとおりです。
※スマートフォンでは料金表を左右にスクロールできます。
| 移動距離 | 単身 (ワンルーム) |
2人 (1LDK) |
2〜3人 (2LDK) |
|---|---|---|---|
| 20km以内 | 20,000円〜 | 25,000円〜 | 35,000円〜 |
| 50km以内 | 25,000円〜 | 30,000円〜 | 40,000円〜 |
| 100km以内 | 30,000円〜 | 35,000円〜 | 45,000円〜 |
※上記は当センターが公開している参考料金で、1月限定の価格ではありません。年始の特定日を含め、この金額での引越しを保証するものではありません。実際の料金は日時、荷物量、建物条件、作業内容などによって異なります。詳しくは料金・シミュレーションをご覧ください。
たとえば単身でも、ベッドや大型家電が多い場合と、ダンボール中心の場合では必要な作業が変わります。表を予算の参考にしつつ、運ぶ物と希望日を伝えて確認しましょう。
上旬・中旬・下旬はいつがおすすめ?
1月は年始の休暇から普段の生活に戻る月です。中旬・下旬の平日を候補にできる方は比較してみる価値がありますが、特定の時期が必ず最安とは限りません。ご自身の都合と照らし合わせて選びましょう。
| 時期 | 費用と日程を決めるポイント |
|---|---|
| 1月上旬 (1〜10日) |
正月休みを使える方には予定を組みやすい反面、年始の作業対応日や予約状況を確認したい時期。荷物の運搬だけでなく、新居の鍵の受け取りや管理会社の対応日も確認しましょう。 |
| 1月中旬 (11〜20日) |
仕事始め後の平日を候補にできる方は、日程ごとの料金を比べたい時期。成人の日を含む連休など、希望が重なる可能性のある日も考慮して相談しましょう。 |
| 1月下旬 (21〜31日) |
年始の慌ただしさが落ち着いてから準備しやすい時期。ただし、月末の退去日が決まっている場合は候補が限られるため、平日と休日の料金・空き状況を確認しましょう。 |
日程を選べる方は、中旬〜下旬の平日も候補にして料金を比較してみましょう。一方、正月休みしか使えない方は作業対応日と新居の鍵の受取日を、月末の退去期限が決まっている方は明け渡しの日程を優先してください。料金だけで日程を変えると、休暇や家賃の負担が増える場合もあります。
曜日や時期による料金の違いは、引越し料金と曜日・時期の関係でも紹介しています。
3〜4月に引越す予定なら、早めに運ぶ方法も検討しよう
進学や就職、転勤で春に引越す予定でも、引越し先が決まり、入居可能日を早められるなら、1月のうちに荷物を運ぶ選択肢があります。春の繁忙期を避けられれば、引越し料金を抑えられる場合があるためです。
1月と3〜4月の引越し料金はどれくらい違う?
全国の引越し料金の参考として、SUUMO引越し見積もりが公表している月別平均を見てみましょう。
| 月 | 単身・荷物少なめ | 2人家族 |
|---|---|---|
| 1月 | 59,622円 | 86,212円 |
| 3月 | 72,740円 | 133,955円 |
| 4月 | 65,780円 | 122,064円 |
※SUUMO引越し見積もりの月別料金相場(2026年2月時点の口コミデータ)を参照した全国平均です。当センターの料金や、同じ荷物・距離で比較した見積金額ではありません。地域や条件によって実際の金額は異なります。
このデータでは、1月の平均料金は3月・4月より低くなっています。ただし、すべての引越しで同じ差額になるわけではありません。前倒しを検討するなら、希望する1月の日と春の日を、それぞれ同じ荷物量・移動距離・作業内容で見積りし、比べることが大切です。
新居に早く入れるなら、引越しを先に済ませる方法も
新居の契約が決まり、1月から入居できる場合は、3〜4月まで待たずに引越すことで、春の混雑を避けられる可能性があります。進学先や勤務先の近くへ先に移り、生活環境に慣れる時間を取れるのもメリットです。
ただし、今の住まいに住み続ける必要がある場合は、旧居と新居の家賃が重なる可能性があります。新居の家賃開始日、鍵の受け取り日、旧居の解約条件を確認し、引越し料金だけでなく住居費を含めて判断しましょう。
春まで住めない場合は、荷物の先行搬入・一時滞在も選択肢
「春から新生活を始めるけれど、新居への入居日はまだ先」という場合は、荷物と自分の移動時期を分ける方法も考えられます。
- 新居の鍵を先に受け取れる場合:管理会社などに搬入条件を確認し、家具・家電だけ先に運べるか相談する。
- 新居にまだ入れない場合:荷物を現在の住まいに残すか、別途トランクルームなどの保管先を確保する。
- 先に現地で生活を始める必要がある場合:家具付きのマンスリーマンションなどに一時滞在し、必要最小限の荷物で生活する方法を検討する。
ただし、マンスリーマンションに大きな家具を置けるとは限りません。また、荷物の一時保管や、新居への二度目の運搬が必要になる場合は、その分の費用がかかります。当センターでの保管や複数回の運搬の対応可否については、必ず事前にご相談ください。
早めに引越す方が安いかは「総額」で比較
1月に運ぶ場合の引越し料金に、追加の家賃・一時滞在費・保管料・2回目の運搬費などを足してみましょう。春の引越し料金との差よりも追加費用が大きければ、前倒しする方が高くなることもあります。見積りを取る前に、入居可能日と荷物を置ける場所を確認するのがポイントです。
引越し費用を抑える3つのコツ
1.希望日を変えられない場合は時間帯も相談する
平日への変更が難しくても、作業の開始時間帯や前後の日程に少し幅を持たせられる場合は、その条件で見積りを確認できます。まず、仕事や退去日などの動かせない予定と、調整できる範囲を整理しておきましょう。
時間帯を変えれば必ず安くなるわけではありません。対応できる時間帯や料金は、予約状況・作業内容によって異なるため、無理のない範囲で相談してください。
2.新居に持っていく荷物を先に決める
新年を機に家具・家電を買い替える予定がある方は、今の物を運ぶか、新居で買うかを先に決めましょう。運ばない物が明確になると、必要な荷物量や作業内容を伝えやすくなります。
ただし、処分・買い替えの費用まで含めると、必ずしも手放す方が安いとは限りません。引越し代と購入・処分費を合わせて検討しましょう。
3.荷造りを任せる範囲を整理する
年始の仕事や家事で準備の時間が限られる方は、荷造りを自分で行う部分と、依頼したい部分を分ける方法があります。すべて自分で進める必要はありません。
当センターでは、基本コースのほか、一部梱包コースや梱包・開梱を依頼できるコースもご案内しています。必要な範囲を伝えたうえで、料金を確認してください。
年始・冬の引越しで注意したいこと
年始の作業日と、新居の鍵を受け取れる日を確認する
正月休みの間に引越したい方は、当センターの作業対応日だけでなく、新居の鍵を受け取れる日や、管理会社への搬入連絡が必要かを確認しておきましょう。不動産会社・管理会社が休業している場合、鍵の受け取りや手続きの予定が組みにくくなることがあります。
年始の休み中しか時間が取れなくても、費用のために無理に別日へ変更する必要はありません。まず希望日に対応できるかを確認し、その日程に合わせて荷物整理や準備を進めましょう。元日・三が日を含む作業対応は、予約状況や条件を確認して個別にご案内します。12月末から年明けにかけて準備する方は、年末年始の引越し準備と注意点も参考にしてください。
雪や路面凍結が心配な場合は、搬出入の状況を伝える
冬は地域によって積雪や路面凍結が起こることがあります。坂道・屋外階段・建物前の駐車スペースなどで気になる場所があれば、見積りの際にお知らせください。遠方へ引越す場合は、移動経路の天候も確認しておくと安心です。
雪が予想される地域では、建物前の通路や駐車スペースをどのように確保できるか、必要に応じて管理会社にも確認しておきましょう。天候によって移動や作業が遅れる可能性もあるため、当日の連絡方法と予定変更時の扱いを事前に確認することが大切です。
月末の退去日と、家賃の重複を確認する
1月末で旧居を解約する場合、引越し料金だけを見て2月初めへ日程をずらすと、旧居と新居の家賃が重なるなど、総額では負担が増える場合があります。旧居の解約条件、新居の入居可能日、退去立ち会いの予定を先に確認しましょう。
見積り前に準備しておきたい情報
見積りを依頼するときは、次の情報を分かる範囲でまとめておくとスムーズです。
- 引越し希望日(決まっていなければ上旬・中旬・下旬などの希望時期)
- 現在の住所と引越し先住所(未定ならおおよその地域)
- 運ぶ荷物の量、冷蔵庫・洗濯機・ベッドなどの大型家財
- 旧居と新居の階数・エレベーターの有無
- 荷造り・エアコン移設など、依頼したい作業
- 退去日・鍵の受け取り日・雪道など、日程や作業に関わる条件
LINE見積りでは、部屋や荷物の写真・動画を送ってご相談いただけます。詳しい手順はLINE見積りのご案内をご覧ください。分からない項目があっても、まずは現時点の希望をお知らせください。
よくある質問
Q.お正月の間にLINEで見積りを依頼できますか?
LINEから写真・動画と引越し条件を送ってご相談いただけます。スタッフの対応時間は9:00〜20:00ですが、時間外や年始のご連絡への返信は翌営業日以降になる場合があります。引越し作業を希望する日が決まっている方は、その日付もあわせてお知らせください。
Q.1月と2月では、どちらの引越し費用が安いですか?
一律には決められません。2月は春の引越しシーズンが近づく時期ですが、実際の料金は日にち・荷物量・移動距離で変わります。どちらも選べる場合は、同じ条件で見積りを比較するのがおすすめです。
Q.荷物が少ない単身引越しなら、料金表より安くなりますか?
荷物量が少なければ必要な作業が変わる場合はありますが、必ず安くなるとは限りません。運ぶ物・移動距離・建物条件を伝えて、お見積りをご確認ください。
Q.引越しの見積りはいつ頃から依頼すればいいですか?
引越しの希望時期が見えてきた段階でご相談いただけます。特に正月休みや連休など日程が限られる場合は、早めに作業対応日と空き状況を確認しましょう。新居が未定でも、希望エリアや荷物量など分かる範囲からご相談いただけます。正確な料金には追加情報が必要になる場合があります。
まとめ:希望日と費用を比較して無理のない引越しを
日程を選べる場合は、平日を含む候補日で見積りを比較してみましょう。正月休みや月末の退去期限など、日程を動かしにくい事情がある方は、その予定を優先して進めても問題ありません。
春の引越しを前倒しする場合は、引越し料金だけでなく家賃や一時滞在費なども比較しましょう。運ぶ荷物、希望日、建物の条件を整理し、無理のない引越し計画を立てることが大切です。