オフィス移転のスケジュール完全版|失敗しない進め方とタスクリスト

「社長から突然『来年オフィスを移転するから、君、任せたよ』と言われた」
「今の業務だって手一杯なのに、移転プロジェクトなんてどこから手を付ければいいのか……」

もしあなたが今、そのようなプレッシャーの中にいるなら、この記事が必ず役に立ちます。
オフィス移転は、単なる「荷物の移動」ではありません。現在のオフィスの解約、新物件の契約、内装工事、電話・ネットのインフラ整備、そして膨大な役所への届出……。これら全てを、通常業務と並行して、しかも「一日の遅れも許されず(家賃の二重払いが発生するため)」遂行しなければなりません。

「自分一人でできるだろうか?」と不安になるのは当然です。
しかし、安心してください。オフィス移転には、プロだけが知っている「成功の黄金ルート」が存在します。

この記事では、京都・関西で数多くの法人移転をサポートしてきたミツバチ引越センターが、「いつ・誰が・何をすべきか」を6ヶ月前から時系列で完全に可視化しました。
ただのToDoリストではありません。「ここでNTTに電話しないと開通が間に合わない」「ここで解約通知を出さないと違約金が出る」といった、現場のリアルな失敗事例に基づいたリスク管理表です。

このページをブックマークし、一つずつタスクを消し込んでいけば、必ずスムーズな移転が実現できます。
それでは、6ヶ月前の「今日」から始めましょう。

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オフィス移転の全体スケジュール(ロードマップ)

まずは全体像を把握しましょう。一般的なオフィス移転(50坪以下・従業員30名規模を想定)では、移転希望日の「6ヶ月前」に動き出すのが鉄則です。

  • 【6ヶ月前】計画フェーズ:解約予告、プロジェクト発足、物件探し開始
  • 【5〜4ヶ月前】決定フェーズ:新物件契約、レイアウト決定、内装業者選定
  • 【3ヶ月前】インフラフェーズ:回線手配(超重要)、施工会社との調整
  • 【2ヶ月前】各種手配フェーズ:引越し業者決定、什器発注、社内周知
  • 【1ヶ月前】手続きフェーズ:行政届出準備、廃棄物処理手配
  • 【当日〜移転後】実行フェーズ:搬出入、各種住所変更届出

「半年も前から?」と思われるかもしれませんが、これには明確な理由があります。
最大の理由は、「現オフィスの解約予告期限」「光回線の工事待ち期間」です。
この2つのボトルネックを解消するために、逆算するとどうしても6ヶ月が必要なのです。

【6ヶ月前】解約予告とプロジェクト発足

プロジェクトの成否は、初動で9割決まります。ここで躓くと、後々取り返しのつかない「コスト増」を招きます。

①現オフィスの賃貸借契約書を確認し「解約予告」を出す

これが最優先事項です。
法人のオフィス契約では、退去の「6ヶ月前」までにオーナーまたは管理会社へ解約を申し入れなければならないケースが大半です(民法上の原則は3ヶ月ですが、特約で6ヶ月となっていることが多いです)。

【リスク解説】もし遅れるとどうなる?
例えば解約予告が1ヶ月遅れて「5ヶ月前」になった場合、新オフィスに入居した後も、旧オフィスの家賃を1ヶ月分余計に払い続けなければなりません。
家賃・共益費が月50万円だとしたら、たった1ヶ月の遅れで50万円の損失です。まずは今すぐ契約書を確認してください。

②原状回復の条件と「指定業者(B工事)」の確認

解約予告と同時に確認すべきなのが、「原状回復工事は誰が行うのか」です。
多くのオフィスビルでは、オーナーが指定する業者が行うことになっています(これをB工事と呼びます)。

指定業者は相見積もりが取れないため、費用が高額になりがちです。
「予想以上に原状回復費がかかる」ことを見越して、移転予算をバッファ込みで確保しておく必要があります。
※原状回復についての詳細は、別記事『オフィス移転の原状回復費用と相場』で詳しく解説しています。

③移転プロジェクトチームの結成

総務担当者ひとりですべてを抱え込むのは不可能です。
各部署から「キーマン」を選出し、要望を吸い上げる体制を作りましょう。

  • 経営層:移転の目的(人員増対応、コスト削減、ブランディング等)の決定
  • IT担当:サーバー・ネットワーク環境の要件定義
  • 現場リーダー:必要な収納量、席数、会議室の使い勝手などの要望出し

【5〜4ヶ月前】物件決定とレイアウト構想

新天地を決める楽しい時期ですが、ここでも「引越し屋視点」での注意点があります。

①新物件の契約前に「搬入経路」を確認する

立地や家賃だけで決めてはいけません。
私たち引越し業者が必ずチェックするのが「搬入経路」です。

  • エレベーターの大きさ(大型の複合機やデスクが入るか?)
  • 前面道路の幅(4トントラックが停められるか?)
  • 作業可能時間(ビルの規定で「土日しか搬入不可」ではないか?)

もしエレベーターに乗らなければ「階段作業」や「クレーン吊り上げ」が必要になり、引越し費用が跳ね上がります。
物件契約前に、必ず図面を持って引越し業者(ミツバチ引越センターなど)に相談することをお勧めします。

②レイアウトと内装工事の検討

「おしゃれなオフィス」も素敵ですが、機能性を忘れてはいけません。
労働安全衛生法(事務所衛生基準規則)では、労働者一人あたり「10立方メートル」以上の気積が必要とされています。
また、通路幅は最低でも120cm(人がすれ違える幅)確保するなど、法令と実用性を兼ねたレイアウトを作成しましょう。

【3ヶ月前】インフラ手配の「魔の期間」

ここが最もトラブルが起きやすいフェーズです。「入居したのにネットが使えない」という事態を防ぎましょう。

①インターネット・電話回線の手配(NTT等へ連絡)

光回線の引き込み工事は、申し込みから開通まで「平均1〜2ヶ月」かかります。
さらに、3月・4月の繁忙期には「3ヶ月待ち」になることもザラにあります。

物件が決まったら、内装工事よりも先に回線の申し込みを済ませてください。
「住所が変わると電話番号が変わるのか?」の確認も必須です。

②引越し業者の選定と見積もり

この時期に引越し業者を決定します。
オフィスの引越しは、家庭の引越しとは比較にならないほど専門スキルが必要です。
PC、サーバー、複合機、金庫、パーテーションの解体・組立……。
「安ければいい」で選ぶと、当日になって「これは運べません」「養生が不十分でビル管理会社からクレームが入った」というトラブルになります。
必ず「法人移転の実績が豊富な業者」を選んでください。

【2〜1ヶ月前】届出準備と廃棄マニフェスト

事務手続きが集中します。リストを活用して抜け漏れを防ぎましょう。

①不用品・産業廃棄物の処理計画

移転を機に、古いデスクやキャビネット、書類を捨てようと考えている方も多いでしょう。
しかし、オフィスから出るゴミは「産業廃棄物」となり、家庭ゴミのように集積所に出すことはできません。

【重要】マニフェスト(産業廃棄物管理票)
産業廃棄物を処分する際は、法律により「マニフェスト」の発行・管理が義務付けられています。
不法投棄などのトラブルに巻き込まれないよう、正規の許認可を持った業者に委託する必要があります。
ミツバチ引越センターでは、引越しと同時にこれらの産業廃棄物収集運搬も法令遵守で対応可能です。

②官公庁への届出準備(京都の場合)

法人の住所変更には、多くの役所への届出が必要です。
特に期限が短いものから順にリストアップします。

優先度 提出先 届出内容 期限 京都の主な提出先例
最優先 法務局 本店移転登記 移転後2週間以内 京都地方法務局(本局・伏見出張所など)
税務署 異動届出書 速やかに 各区の税務署(中京・下京税務署など)
年金事務所 適用事業所所在地名称変更届 移転後5日以内 管轄の年金事務所
労基署 所在地変更届 移転後10日以内 京都上・京都下労基署など
消防署 防火対象物使用開始届出書 移転7日前まで 各区の消防署(予防課)

※特に消防署への届出は忘れがちですが、内装工事を行う場合は必須です。
※法務局での登記が完了(登記簿謄本が取得可能になる)してからでないと、税務署や銀行の手続きが進められないため、まずは法務局を最優先に進めます。

【直前・当日】現場統制のポイント

いよいよ移転作業本番です。ここでの準備が、移転後の業務再開スピードを決めます。

①ナンバリング(ラベリング)の徹底

引越し当日、現場は戦場のような忙しさになります。
スタッフがいちいち「これはどこに運びますか?」と聞いていては作業が終わりません。

新オフィスのレイアウト図面に番号を振り(例:営業部エリア詳細図のデスクA-1)、すべてのダンボールや家具に同じ番号(A-1)を記載したラベルを貼ってください。
これだけで、搬入スピードは2倍に上がり、紛失トラブルも激減します。

②社員への個人情報・セキュリティ管理周知

PCや重要書類が入ったダンボールは、封をした上に「割印(サイン)」をする、セキュリティテープを貼るなどして、中身が改ざんされていないか分かるようにしましょう。
ミツバチ引越センターでは、個人情報保護士の監修のもと、徹底したセキュリティ輸送を行っています。

まとめ:京都のオフィス移転ならミツバチにお任せください

オフィス移転は、企業の成長に向けた大きなイベントですが、担当者様にとっては非常に負担の大きいプロジェクトです。
6ヶ月という長い期間、通常業務と並行してこれら全てのタスクを管理するのは至難の業でしょう。

だからこそ、「プロを味方につける」ことが重要です。

ミツバチ引越センターは、単に荷物を運ぶだけの業者ではありません。
京都・関西エリアを知り尽くした私たちが、以下のような「面倒なこと」をワンストップでサポートします。

  • レイアウト提案:働きやすい動線設計と家具配置
  • 不用品処分:法令遵守でのマニフェスト発行・買取対応
  • 各种工事:LAN配線、電話工事、内装工事(C工事)の提携業者手配
  • スケジュール管理:いつまでに何をすべきかのアドバイス

「何から手をつけていいか分からない」という段階でも構いません。
まずは一度、ミツバチ引越センターにご相談ください。御社の状況に合わせた、最適な移転プランとスケジュールをご提案させていただきます。

🏢 オフィス移転のトータルサポート

京都・大阪・滋賀・兵庫の法人移転実績多数。
見積もりだけでなく、移転計画の段階からご相談に乗ります。
現地調査は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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